
- ゲーミングキーボードが欲しいけど種類が多すぎてわからない
- Apexで勝てるキーボードが欲しい!
- Logicool製のお勧めが知りたい!!
といった方々にお勧めできるゲーミングキーボードを購入して、実際に1か月使用してみたので良かった点と惜しい点なども含めてご紹介します!
- ゲーミング(メカニカル)キーボードの違い
- キーボード選びの際のチェック項目9選
- お勧めのゲーミングキーボードLogicool G-PKB-002の紹介
などといった内容を、PCゲーム歴〇〇年で〇台のゲーミングPCをレビューしてきた私が解説していきます!
ゲーミングキーボードデビューがしたい初心者の方にも分かりやすく説明していきますね。
ゲーミング(メカニカル)キーボードとは

ゲーミングPCを筆頭に様々なゲーミング〇〇製品が普及していますが、ゲーミングキーボードとは普通のキーボードと何が違うのでしょうか?実は光るだけではありませんよ。
- 独立したそれぞれのキースイッチ
- キースイッチ・軸の種類
- 反応速度の違い
独立したそれぞれのキースイッチ
ゲーミングキーボードとは一般的にはメカニカルキーボードの事をさします。いわゆる普通のキーボードであるメンブレンキーボードやノートPCでよく使われるパンタグラフキーボードと違ってメカニカルキーボードはそれぞれのキーが独立して設計されています。独立しているの1つ1つのキーをカスタマイズしたり、故障した際もそこだけを交換修理すればいいので長く使用する事が出来ます。また独立しているからこそ複数のキーを同時押ししてもそれぞれ認識して入力する事ができたりします。MMOやFPSゲームでは必須の機能ですね。
キースイッチ・軸の種類
またメカニカルキーボードにはキースイッチに軸という部品が採用されており、この軸の種類によって様々な異なる使用感を味わう事が出来ます。代表的なものには青軸・赤軸・茶軸などがあり聞いたことがある方も多いかもしれません。
主な特徴として青軸はカチカチと音が鳴りクリック感がある、赤軸は軽い力で押す事ができ静穏性に優れる、また茶軸はその中間といった具合です。
反応速度の違い
メカニカルキーボードは最後まで押し込む前に入力に反応してくれて素早い操作が出来る事も特徴です。キーを押し始めてどのくらい押し込んだら反応するかの距離をアクチュエーションポイントと呼びます。このアクチュエーションポイントが短いほど素早く反応してくれるので、瞬間瞬間の操作が求められるApexなどのFPSゲームをはじめ様々なゲームで有利に働きます。もちろんアクチュエーションポイントを過ぎてもキーは底まで押し込む事が出来るのでキータッチに影響はでないと言えます。
キーボードを選ぶ際にチェックする項目9選

では実際にキーボードを購入するにあたり私がチェックしていたポイントをざっくりご紹介します。まとめてみると結構多いですね😅
上に行くほど重要視していました。購入者それぞれの環境で変わってくると思うのであくまで参考程度にご覧ください。私の場合は主にゲームで使用する観点で選びました。
メンブレンかメカニカルか
まずは大まかなくくりです。薄っぺらいパンタグラフキーボードは使うのが苦手な上に、ゲームでは周りのキーを誤爆押ししそうだったので選択から外しました。基本的にはメカニカルの方が性能が上ですが、メンブレンにも音が静かめで価格が安いといったメリットもあります。最近はメカニカル風メンブレンキーボードといった光って高性能なメンブレンもありますが、今回はゲームでより有利になる為にメカニカルをチョイスしました。メカニカルキーボードへの憧れもあったと思います(笑)
テンキーが付いているか否か
テンキーとは右端についている数字を入力するのに特化した部分です。ゲームをするのには必要ない点と、WASDキー周りに置いた左手とマウスを持った右手の距離が開きすぎる点を懸念してテンキーなしモデルを選びました。普段使いでばりばりExcel作業などにも使いたい方はテンキーがあった方が良いかもしれませんね。
軸の種類
キーの押し心地やタイプ音に関わってくる軸はメカニカルキーボード選びの命といっても過言ではないですね。青軸でカチカチ気持ちよくタイプするのが好きな人もいますし、ゲームしながら配信やボイチャをする際に音が入らない為に静穏性のある赤軸を好む人もいます。よくわからないよって人は動画サイトで軸による音の違いを聴いたり、最寄りのPCショップなどで試し打ちしてみると良いでしょう。初心者の方には青と赤の中間の茶軸をとりあえずお勧めします。また上級者はアクチュエーションポイントが短く反応速度が速い銀軸など少しでもゲームに有利な軸をチョイスするのも良いかもしれません。

ちなみに私は過去にこのようなメカニカルスイッチテスターを興味本位で購入していて、72種類のキー軸の使用感を確認できたので軸選びの際に非常に助かりました😙 要らないと思っていた物でも役に立つ時が来るんですね…
価格
ひとえにメカニカルキーボードといっても価格もピンキリで、安い5,000円代のものから数万円のものまで沢山あります。今回は初めてのメカニカルキーボードという事もあって1万円前後で好みに合いそうな物を選びました。
有線か無線か
キーボードには直接PCと繋ぐ有線タイプと、レシーバーをPCに刺したりBluetoothで接続したりとコードレスで使用できるタイプがあります。私はマウスの場合はストレスフリーで操作できる無線タイプを好んで使いますが、キーボードは本体を動かす事がないので無線より接続が安定していて遅延もなくゲームに有利な有線タイプを選びました。
大きさ
キーボード本体の大きさも大小さまざまですが、私は持ち運びや取り回しがしやすく狭い机でも使用できるコンパクトなサイズを探していました。長時間タイピングされる方などはキーボード下にアムーレストが付属している大き目なタイプをチョイスすると疲れにくいかもしれませんね。

メディアコントロールキーの有無

メディアコントロールキーとは主にキーボード右上についていて、PCの音量や動画・音楽の再生一時停止などをワンタッチで操作できるキーの事です。これがついてないキーでももちろんFnキー+何かで音量を変えたりできるのですが、ワンタッチで瞬時に音量を変えられるのはストレスフリーで便利なんですよね。またゲーム時に使わないキーボードのWindowsキーなどの入力を無効にして誤爆を防ぐゲーミングモードのオンオフなどをワンタッチで切り替えられるキーボードもあったりします。
日本語配列か英語か

メカニカルキーボードには普段私たちが目にする日本語配列のものと別に英語配列のものもあります。これは日本語表記がないだけではなく、日本語と英語を切り替える「全角/半角キー」やスペース左のカタカナ入力に便利な「変換キー」など日本語を使う際に必要なキーも省かれています。その他にも色々と配列が違く思ったように入力出来ないなんて事態になりかねないので、基本的には日本語配列のキーボードをお勧めします。また日本語配列でありながらキーにかな文字がなく英字だけのすっきりした日本語配列カナなしのキーボードは沢山あるのでそちらはスタイリッシュな上今まで通りの使用感で使えるのでお勧めです。
光るかどうか
ゲーミングキーボードと言えばぎらぎら光り輝いてカッコいいイメージですよね。正直光ってもそんな意味はないかなと思って軽視していましたが、いざ買ってみてキーが光るとその迫力にテンションがあがり所有欲が満たされます。今では日中の明るい時間でも無駄に光らせて使用しています😂 もちろん光のオンオフはどのキーボードでも切り替える事が出来るので、是非ギラギラ光らせてゲーミングデバイス感を味わってみて下さい。
Logicool G-PKB-002LoL を購入

チェック項目と様々な製品をにらめっこする日々が続き、ようやく購入を決意したのがLogicool G-PKB-002LoLです。 購入時の価格は〇〇円でした。

最大の決め手となったのは私がLoLプレイヤーであったのでそのコラボモデルがあった事です。デザインにも惹かれました。散々条件上げておいてなんだそりゃ(笑)と思うかもしれませんがこのキーボードは私が上であげたチェック項目も殆ど満たしており、まさにベストな選択でした。
ちなみに当キーボードはLoLコラボではない通常版のG-PKB-002というモデルもあるのでそちらも合わせてご紹介します。通常版は黒一色でこれまたかっこいいデザインです。

PRO Xキーボード 型番 : G-PKB-002
出典:https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/gaming-keyboards/pro-x-gaming-keyboard.920-009242.html
外観

いかがでしょうか、このかっこよさ。ゲーミングデバイスは黒を基調としたものが多くPC周りは黒くなりがちですが、このキーボードは黒色を基調としつつも白と青が入っているので、周りのデバイスと馴染みつつ良いアクセントになります。無駄な余白もなくコンパクトなデザインなのも机の上のスペースを阻害しないのでありがたいです。
また先ほど紹介した日本語配列カナなしが採用されており、キートップがごちゃついておらずスタイリッシュです。

サイドにはLoLのロゴも入っています。好きなゲームの限定モデルって最高ですよね。また本体にLoLのロゴは目立ちにくいこのサイドにしか入っておらず、LoLプレイヤーのみならず全てのユーザーが気兼ねなく使用できるデザインになっています。

裏面にはラバーフィート(滑り止め)が5か所ついており、また奥側の高さを調節できる足が付いており、これを立てる事で自分好みの高さで使用する事ができます。

高さを変えてて気づいたのですが、横から見るとキーの列ごとに角度が違ってスムーズなタイピングが出来る様に工夫されています。カタカタ打っていて気持ち良いのはこういった細かな配慮の賜物なのかもしれません
有線で繋いだら即使える

接続方法はいたって簡単で、付属のケーブルをPCにさすだけです。ケーブルは着脱が可能で素材も太くてしっかりしており、束ねるマジックテープが付いているのも地味にうれしいポイントです。接続されるとデフォルトでは青色に光るようです。

キーが光るどれがどのキーかはっきり見えて判別がつきやすいですね。左上のLogicoolのロゴも光っていてカッコいいです。
また光り方はLogicoolの専用ソフト「G HUB」を用いる事で変える事ができます。「G HUB」はWindowsのユーザー名に日本語が入っているとインストール出来ない不具合(仕様?)が報告されているので、日本語名の方は英数字の別ユーザーを作ってそちらからインストールすると元のユーザーでも使う事が出来ます。

G HUBでは他にもファンクションキーに好きなコマンドやマクロを割り当てる事ができたり、ゲームモード中に無効にするキーを選択したりできるので購入したら是非インストールしてカスタマイズしてみましょう。

また本キーボードはオンボードメモリを搭載しているので、G HUBでカスタマイズした設定をキーボード本体に保存する事ができます。これにより持ち運んで別のPCで使用した際などにもいつもの光り方や設定をそのまま引き継げます。
基礎スペック
軸

今回購入したG-PKB-002LoLは茶軸です。キーを外すとちゃんと茶色の軸が確認できますね。赤軸の様な静穏性と軽さがありつつも青軸のクリッキーさも少しあって永遠にタイピングしていたい心地よさです。癖が強くないのでやはり茶軸は初心者にお勧めできます。
アクチュエーションポイント
キーをどこまで押し込めば反応するかのアクチュエーションポイントは2mmです。キーストロークは3.7mmなので、半分すぎまで押し込んだ時点で信号を送ってくれてゲームでの素早い操作が可能となっています。2mmはメカニカルキーボードとしては標準的な値ですが、普通のメンブレンキーボードなどと比べるとやはり素早く反応してくれる印象があります。
メディアコントロールキー

右上にはライトをオンオフにするスイッチと、ゲームモードをオンオフにする2種類のスイッチが付いています。ゲームモードの方は特に便利で、G HUBでWindowsキーや半角キーなどを無効に設定しておくと、ゲームをする時だけこちらのボタンをおすだけで誤爆を防ぐ事ができます。私は武器切り替えをZに充てる事が多いのでしょっちゅうその下のWindowsキーを押してしまって操作不能になり打ち合いで負けるんですよね😥 そういった事故をワンタッチで防げるのはありがたいです。
残念ながら音量をワンタッチで変えられるメディアコントロールキーは付いておりません。音量を変える時はFnキーを押しながらSCRLKキーやPAUSEキーを押せば良いのですが、ワンタッチで直感的に変える事は出来ないのでその点は妥協して購入しました。
気になった点

G-PKB-002LoL の良いところばかり述べてきましたが、残念だなと思う点もいくつかありました。
1つは先ほど述べた音量変更などのメディアコントロールキーが付いていない点ですね。最近はモニターの下にサウンドバー(スピーカー)を繋げて音を出しているので、そちらのダイヤルを捻れば音量の変更もできるし良いかなと諦めました。
2つ目はスペースキーのクリック音です。他のキーは上で紹介した通り茶軸のカタカタと心地よいタイプ音がなるのですが、スペースキーを押した時だけ「カチッ」と青軸の様な音がします。カチカチ音も嫌いではないのですが、スペースキーは文章の変換やゲームでもジャンプ操作など頻繁に使うので、他のキーとは違うカチカチ音が少し気になります。慣れたらこれはこれで味があって良いかなとも思いますが、他のキーと同じ音がなってくれた方が良かったかなと思います。
3つ目は重さと高さです。せっかくコンパクトな本体かつケーブルも取り外しできるので、どこかに持ち運んで使いたい所ですが本体重量が980gと中々に重いです。他の所持しているキーボードと比べて持った瞬間おもっ!と重量感を感じます。これは持ち運びしない人にとっては重い事でより机上で安定感があるのでメリットと言えるかもしれません。またキーボードの高さが他のキーボードより少し高く、手のひら下部を机に置いて固定して使用する方は奥側の高さをあげないと若干窮屈になります。別途パームレストを購入して併用すると良いかもしれません。

まとめ
ゲーミングキーボードの選び方やお勧めの Logicool G-PKB-002LoLの紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。
ゲーミングキーボードに変えてからプラチナに上がれた!なんて事はありませんでしたが、日常使いやゲームでの使用時に明らかに快適性が増したとは感じています。特にタイプ感が気に入っていてブログの更新も捗りそうな気がします😙
是非一度あなたもメカニカルキーボードデビューしてみてはいかがでしょうか!
コメント